地デジは本当に必要か？

地デジは必要か？

地上デジタル放送が始まりましたが、メリットが判りません。「双方向でオンラインショッピングが出来る」とか言われますが、そういう機能を使いこなせる視聴者って、ごく一部のような気がします。

それに、そういう双方向ショッピングなどを志向する人は、最初からインターネットでネットショッピングをすると思います。携帯でもネットショッピングできる時代ですから！

「電波資源の有効活用」という目的はわかるのですが、電波既得権を享受する政・官・民の利権を守るだけではないのか？それに対しての代償が大きすぎるのではないか？

公共事業投資で私腹を肥やしてきた、政・官・民の癒着構造から生じたものとしか思えない。

果たして「地デジ」は成功するでしょうか？このまま行けば、アナログ終了時に「第二のPSE※下記に詳細説明あり」になりそうな気がしますが、先行しているアメリカが何カ月か遅れたものの実施に踏み切った所から見たら、若干の遅れはあるもののアナログテレビは映らなくなり大型ゴミとかすに違いない。しかし、廃棄するにも廃棄料を取られたら貯まったもんじゃないですね！

※PSE問題とは、日本の電気用品安全法に基づく表示（PSEマーク）がついていない電気用品の販売を認めないことにより生じた問題。同法第二十七条は、PSEマークが付されていない中古電気用品の販売をも規制するものとの解釈も可能なもので猶予期間切れが直近に迫った2005年末から2006年初頭にかけて、経済産業省が突如として中古品も販売規制の対象となるとの解釈を打ち出し消費者や一部の中古品販売業者などが反対運動を展開し社会問題化した。これを受け経済産業省はPSEマークがついていない電気用品の販売を事実上容認するよう法改正した。